案内
ウッドサイドアパートへやってきた
ジェイムスはアパートへ避難?した
なんでアパートに来たんだろう?
バーの裏にある鍵を拾ったからという感じで単純に成り行きでそうなったというのが自然
ではありますが「あの男」=血まみれジャケットの持ち主がウッドサイドアパートの鍵を持っていたのは”たまたまだった”のかと言われると微妙な気がしている。
アパートの201号室がかなり重要な場所になっているので、サイレントヒルはそれを見せたかったから誘導した可能性がありそう。
後にわかるが過去に二人はアパートに住んでいたらしく建物は違うが、201号室だったと思われる。
201号室とジェイムスの記憶
201号室にあったものが、アパートが関連する重要な記憶を表現している
なのでこれを見せるためにジェイムスを引き寄せた…?と思った。以下引用させていただいた。
Leaveエンディング(画像右)を初見で見たときにこれってあのアパートじゃない…?となんとなーく思っていたらやっぱそうだった。
過去にジェイムス夫妻はどこかのアパートに住んでいた?(実際には違う建物かもしれないが少なくともアパートに住んでいたことがある)というのがメモと部屋にあったものから推察できる
メモの文章からだけだと厳しいかもしれないが“ここにメモがあった”というのが重要な物ということを伝えているきがする
そして裏世界の”ブルークリークアパート”は住んでたアパートの名称なんだろうか?
メアリーの服
解説の都合上時系列がぶっ飛んでしまったので、少し巻き戻ります
なんでこんなとこにメアリーの服が…?
この時点ではメアリーを印象づけるのはジュークボックスを起動したイベントのところであり、プレイヤー的には少し前になるため唐突に感じる
更にメアリーとジェイムスとアパートは関連性があることが強調される。あとマネキンの首が強調されているように見えるため、“メアリーは絞殺された”ということを思い出させようとしてるのだろうか。
ホテルでジェイムスが見たビデオで真実がわかるが、その中のシーンで確かに首を絞めてるシーンがあるので絞殺なのは間違いない
新エネミーマネキン
まるでボクサーのような動きをする“下半身が2つ合体したような見た目のマネキン”
メアリーの服を見つけた直後に出会ったことを考えると関連性はあるのだろうかジェイムスの内面が反映された敵という設定から考えるにマネキンの女性、下半身しかないというところから嫌な連想ができる…
物語全体で見れば、ジェイムスは猟奇的な思想を持っているわけではなかったが”女性は人形のように自分の言うとおりになって欲しい”、”女性の下半身へ興味がある”という欲求と願いが合体して生まれてしまった感じがする…
😇なんてことだ
ローラとの出会い
ばーか!と思いっきり手を踏む少女ジェイムスの顔が結構イライラしてるように見える
ホテルまでのステージでようやくジェイムスとローラは歩み寄って話し合うことができたが、それまでずっと振り回されることになる。
後にわかってくるがローラとメアリーは面識があり、ジェイムスのことは事前に知っていた。
ただジェイムス本人と出会ったのは初めてだが恐らく、メアリーと話す中で写真を見せてもらったりして事前に知っていたっぽい?
彼女が1人でも大丈夫だったのは、彼女自身に特に罪の意識や心の闇が無かったので誰もいない街という風に見えているというのが自然でよく定説として言われる。
またローラがサイレントヒルに迷い込んだ理由はメアリーを探しに来たというのが後にわかってくる。(ホテルでのローラとの会話、メアリーがローラに書いた手紙の内容から推察できる)
レッドピラミッドシング初登場
2Fの渡り廊下の先に初見だけ出現する
全く襲ってこないので気づかなかった人もいるかもしれない鉄格子に阻まれているので安全なのだがなんでこっちを見ているのだろうか…
なんとなく待っていたように見えたので
▲「来ました」
という感じで挨拶のような演出に思った。
サイレントヒル2における三角頭の正体は、有名なので知っている人も多いと思いますが一応簡単に解説すると三角頭はジェイムスが誰か私を罰してくれという内面が実体化したというもの
“誰か俺を殺してくれ!”という自罰意識と、サイレントヒルに昔いた“刑務所の処刑人”が結びついて断罪者として現れた。
三角頭が持っている大鉈は処刑する時に使っていたもので、断罪するための得物
ここで初登場したという事は、この辺りからジェイムスの自罰意識が強くなってきたからなのかサイレントヒルをどんどん進むとこいつが勝手に出てくるのか
アパートへ逃げ込む前の嵐は“思い出したくない嫌な記憶(敵)が大量に押し寄せてきた”と自分は解釈したのでそれを裏付けられるようなものに感じたが…
テレビの前にある遺体
これはぶっちゃけ何とも言えない…と思ったので個人的な解釈が強い
顔にだけ布をかけておりその布は血で汚れているその感じから、拳銃で自分の頭を撃った?ような死体に見える
近くの部屋でハンドガンが入手できるのでなんとなく関連付けてしまうが…血が明らかにそれっぽいまた遺体の横にハンドガンの弾があった。
更にジェイムスと同じ服装に見える(ジーンズしか確認できないが)これがジェイムス自身を示しているように見える
かなり飛んでレイクビューホテルのシーン、テレビと椅子の感じがホテルで真実を確認するシーンに見える。
更に椅子の感じもテレビの感じも似ている。
なのでサイレントヒルの力が見せてきた“真実に耐えられなくて死んだジェイムス?”
他にもメッセージとしては「あなたは真実に向き合うことができない」だったり
「真実をみたら絶望(死)するぞ~」だったりそんな感じなのかな
エディーと初めて出会う
このシーンで冒頭パニックになっているため、まだサイレントヒルに来たばかりと思われる。
エディーから感じるのは、「幼い」ということ
服装が年相応に見えない。肌の感じを見ていると20代後半ぐらいだろうか…?
セリフが「俺は悪くない!」というような事ばかり言うため「他責志向」が強く、これが幼さを強調している。
彼は物語終盤まで「あいつが悪い!」「俺はやってない!」「なんでこうなる!」というような感じでアンジェラや他のキャラクターと比較するとあまり対話になっていないような展開が多い。
youtubeの考察でこの時点から「エディーは氷の世界が見えている」というのがあったのですが、ほぼその設定は正しいように思う。
このシーン時点で“エディーは口から白い息を吐いているのにジェイムスにはそれが無い”というのがありその表現が根拠になっているとのことだった。
最終的に冷凍庫で戦闘するというところやトルーカ刑務所の入口で凍った死体があるということから「氷の世界にいる」ということが確かに推察できる。
201号室で三角頭と遭遇
2つのマネキンと三角頭が登場する。流れとしてはこんな感じだ
- 三角頭はマネキンを痛めつけており、恐らく両方とも死んでしまった。
- クローゼットにジェイムスは隠れるが、完全に位置がわかっているのか探す素振りも見せずに三角頭はゆっくりジェイムスに近づいてくる。
- なんかカクカクしてる
- クローゼットにかなり接近してギリギリの距離で立ち止まる
- ジェイムスは銃で先制攻撃をするが全く効いてる感じがしない….金属音が響く
- しばらく無言で立ち尽くす三角頭
- とつぜん三角頭は、何かスイッチが入ったように三角頭の先端部分を抑えてふらふらしたような動きを見せる
- 最後に首をちょっとゴキっとする
- 数秒立ち尽くしてゆっくり振り返り、マネキンの足を掴み引きずったまま赤い扉の方へ向かっていった
①~②に関しての考察
三角頭がジェイムスを象徴するものとするなら、女性に対して暴力的な欲求があったっぽい?
または「お前が考えていること、やりたいことはこういうことだ」とサイレントヒルの力が見せてきてるのかもしれないが、両方とも混ざっている感じにも見える
③~⑥に関しての考察
明らかに三角頭には見えてると思うので③はジェイムスの反応を待っているように見えた
「お前はどうする?」という感じ
⑤はジェイムスは銃で攻撃したので三角頭もといサイレントヒルは回答を理解し、読み込み時間が発生したので立ち尽くした。(絶句したのかな…?感情があるようには見えないのでシステム的な読み込みのようにも見える)
ここの間がジェイムスに問いかけているように見える。
⑥は、読み込み完了したのでその反応でなんかスイッチが入ったような素振り、フェーズが切り替わったような動きというか…そんな感じの動きをし始めたのかなと思った
⑥に関しての考察
⑥は、「付いてこい」というメッセージをちょっと感じた。
マネキンを連れていくのは、⑤の読み込み完了の結果に伴って連れて行ったという感じだろうか。
ジェイムスは銃を撃ち、自分自身である三角頭に立ち向かう意思を見せた
なので「もっと酷いものを見せてやる」という出力結果になったのかなと…
ちょっと妄想がすぎるかもしれないがそんなに変な考察ではないんじゃなかろうか
裏世界アパート
ここで初めて裏世界に行くわけですが、もっとよく見ろ!(自身の罪と忘れてしまった記憶を見ろ)といった感じなのだろうか
裏世界は醜い、汚い、暗い、といった感じでサイレントヒルくんが与えた試練的な物かも
そう考えると直前の三角頭との対峙が試練の入口のようになる
病み病みのアンジェラその1
アンジェラこえーよ…
しかしここの演技力はすごい。あとBGMが良すぎる。
このシーンはセリフの内容がかなり意味深になっている
- ジェイムス「危ないことはやめよう」
- アンジェラ「そう?」
- アンジェラ「何が問題なの?」
- アンジェラ「逃げるのは簡単よ」
- アンジェラ「二人にはふさわしいでしょ?」
- ジェイムス「二人?」
- アンジェラ「私と、あなた」
- アンジェラ「同じでしょ?」
- ジェイムス「私は違う」
- アンジェラ「怖いの?」
- アンジェラ「ごめん…」
- ジェイムス「いいさ」
①「危ないことはやめよう」
まず最初にアンジェラはこの町がどんな場所で何が起こっているのか何となく分かっている?
つまり“自身の心の闇と罪に向き合わなければいけない”ことを理解しているっぽい
次に「逃げるのは簡単よ」と言っている(逃げる=現実に向き合わない=彷徨い続ける)
逃げるのは簡単よ?
- 真実から目を背けて
アンジェラ「逃げるのは簡単よ」
- 罪を背負ってこの町に迷い込んだ者同士、向き合えないなら死ぬこと(自〇)が
アンジェラ「二人にはふさわしいでしょ?」
という文脈
②「二人?」
- アンジェラ「私と、あなた」
- アンジェラ「同じでしょ?」
人を探しているという点で同じということを指しているのかも。
または街の力に取り込まれてしまっている=罪を持っているから“私と同じ”という意味もありえる
③④「私は違う」、「いいさ」
- 真実に向き合うのが
アンジェラ「怖いの?」
- (あぁ…ジェイムスは理解していないのか…)
アンジェラ「ごめん…」
または普通にジェイムスが怖がっているように見えたから「怖いの?」と言っただけかも。
包丁もってるし…
病み病みのアンジェラその2
- ジェイムス「でも この街に住んでたんだろ?」
- アンジェラ「そうなの?」
- アンジェラ「何で知ってるの?」
- ジェイムス「いや…」
- ジェイムス「君がここでお母さんを探してるからそう思っただけ」
- アンジェラ「ああ…ごめん」
⑤~⑦「でも この街に住んでたんだろ?」
ここで「何で知ってるの?」とアンジェラが動揺し始める…というか怒っているように見える。
アンジェラの感じを見ていると、疲れ果てた状態に見えるので
- 私がこんなに考えて苦労して、ずっと探し回っても見つからなかったのに
「何で知ってるの?」
とイライラしていたので突然スイッチが入った感じだろうか
これに対してジェイムスは冷静に「君がここでお母さんを探してるからそう思っただけ」と答えて
まぁそりゃそうかと思い、「ああ…ごめん」となる
病み病みのアンジェラその3
- ジェイムス「彼女はメアリー」
- ジェイムス「妻なんだ」
- (アンジェラここでめちゃくちゃ目を反らす)
- アンジェラ「ごめんなさい」
- ジェイムス「いいんだ」
- ジェイムス「見つかるわけないよな」
- ジェイムス「3年前死んだのに」
- アンジェラ「もう…しんでいる?」
- ジェイムス「大丈夫 私は正気だ」
- ジェイムス「ただそれでも…」
⑧~⑨メアリーの写真を見せる
ジェイムスが写真を見せたところで、”目線を反らす”のがすごい印象的
ジェイムスに対しては普通に目線を合わせることができるのに、なぜか写真に写った妻はちょっとだけ見て視線をそらした。
普通な状態であれば、もうちょっと写真を見てから「うーん…」と悩んだりしそうだが…
アンジェラ自身のメンタル的に余裕が無さ過ぎて、「どうでもいい…」というのが思わず動作に出てしまったのか…
それとも写真を見たことで、“夫婦である二人“と“孤独な自分”を比較して嫌な気持ちになったのか…
どっちもあり得るが、個人的には多分後者な気がしてる。
⑩~⑫もう…しんでいる?
ここでアンジェラが、突然ジェイムスに興味を示す感じが見える
びっくりしているのか、この人も私と同じように「狂っている」というところで共感したのか…?
直後に「ママを探さないと」と言い、取り乱し始める。
恐らくアンジェラ側の世界で何かあったのだと思われる
病み病みのアンジェラその4
- ジェイムス「あ…ちょっとそれは….」
- アンジェラ「これ….」
- アンジェラ「預かってくれる?
- ジェイムス「ああ…構わない」
- アンジェラ「持ってると…」
- アンジェラ「楽になりたくなっちゃうから」
- ジェイムスがちょっと近づく
- アンジェラ「ダメ!」
- アンジェラ「私が悪いのごめんなさい」
- アンジェラ「お願い…でも…」
- 苦しそうに包丁を置く
- 恐怖を感じているようにもみえる
- 苦しそうに置かれた包丁をジェイムスは簡単に拾い上げる
⑮あ…ちょっとそれは….
包丁の置き方がすごい印象的。
これは自〇することから決別した(楽になる方法を手放した)といった感じっぽい
楽になる方法を手放す、これを手放したら逃げることができなくなる…!と恐怖を感じているのかも
メタ的な考察だが、包丁を何度も調べるというのがジェイムスが自〇してしまうエンディングの”In Water”の条件になっているため、やっぱり包丁=自〇という感じになっていると思われる。
アンジェラは自〇して逃げるという選択を断った。
でもジェイムスに預けたということは、ジェイムスに返してもらえれば自〇することができてしまうので完全に断ち切ったわけではないということだろう…
後にトルーカ刑務所を抜けた後に落ちている新聞紙から読み取ることができるがこの包丁はアンジェラの父を殺害した時に使った包丁っぽいのがわかる。
なのでここは自〇して逃げるという選択を断った勇気ある決断と思いきや、実は真実から逃げているシーンだったことがわかってくる…
レッドピラミッドシング戦
冒頭にマネキンをぽいっと放り投げる。
▲「ジェイムス殺すモードに入ります」といった感じだろうか…
いろいろ考えられるが、単純に自身の自罰意識と対峙するといった展開だと思う。
自身を罰する断罪者である三角頭の存在は、「誰か俺を殺してくれ」という逃げのようなジェイムス願いの象徴
素直に殺されない、反撃するということは「自信を罰してくれという願いから生まれた断罪者を追い払う」=「真実と向き合う覚悟を示した」といった感じの構図になっていると思われる。
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