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概要

風鳴り丘という場所を拠点とする遊牧民の中で生まれた長男。
父親と末っ子、従妹が「夜」の襲来によって死んでしまい、それだけでなく同胞が殆ど死んでしまったのでその復讐を果たすためにリムベルドへやってきた。
復讐心が強いため夜によって同胞が死んでしまった日のことを何度も夢に見ている。(CP6)
妹がおり、最後に会ったのは故郷に「夜」が訪れる前の初冬頃で、妹は旅に出る約束を事前にしており「しばしの別れです、兄上 事を成せば、また会いましょう」と言っていたことが追憶で語られる。
過去に妹(レディ)とはかなり仲が良かったのがCP4で読み取れるが、最後まで自分が兄であることは伝えなかった。一応CP8でそれとなく妹から伝えられるが…追跡者からは特に何も言わなかった。
ストーリー解説でも記述した通り、認識は出来ていないが挿し木の一族によって円卓に導かれている。
CP1

最初のジャーナルで追憶を開始するタイプではないのでイベントは特にない。
この時点ではいろいろと忘れており思い出せていない。耳飾りのことも覚えているのか怪しい…
CP2

追跡者の記憶は徐々に薄まっていて、耳飾りを見ると何か思い出しそうになるというのが読み取れる。
このCPでは追憶パートは無い。
CP3:会話パート

召使人形から円卓の武具を整えたいので砥石を取ってきて欲しいと言われ、それを取りに行くのが今回の追憶。

夜との戦いは、あまりにも長く続いている
残された時間は、もう多くない
砥石のサブテキストを見るに、追跡者は自分でもなんとなく死期を悟っていたようです。
レディの追憶で、追跡者はある理由で徐々に身体が弱っているということが判明するがプレイヤーとしてはようやくここで知ることが出来る。
追跡者はレディや他のメンバーには一切伝えなかったが、復讐者にも召使人形も無頼漢もなんとなく察していたことがわかる会話がある。(みんな気遣いができる)




砥石を召使人形に渡してお礼に何か持って行ってくださいと言われるが、その中に気になる耳飾りがあった。
召使から「これはレディの物ですよ」と伝えられるが追跡者はちょっと貸して欲しいと断りを入れる。

自分の耳飾りと共に重ねて光にかざすとなんと文章が現れた。
「双子の馬は並んで駆ける。我らの進む道に追い風あれ」
現状から考えると、特に魔法的な作用があるわけではなく耳飾りに一節を入れることで願いを込めた感じだと思われる。部族の中にあった風習のようなものでしょうか。



正直ここで追跡者は気づいていたと思われる。レディは妹なのでは…?と
しかし、確信はまだしていない感じ。
CP4

耳飾りの件が気になって、少しづつ記憶が思い起こされたと思われる。
「しばしの別れです、兄上 事を成せば、また会いましょう」
この言葉は思い出したが、名前は思い出せなかった。
CP5:会話パート

妹のことでいろいろ考えを巡らせた結果、追跡者の結論としては
- 「妹と再会の喜びを分かち合いたいが、いつ戦いで命を落とすかわからない」
- 「だから今は夜の王を倒すことに集中しよう」
といった感じで思いを秘めたまま戦っていた。
そんな最中、召使人形から手紙が来る。
追跡者に知って欲しいことがあり、それは書庫にあるとのことだった。



本を調べると地下廊の扉が開く、そこには召使人形がいた。

召使人形は突然昔話を始める。
※要約
召使人形「遥か昔にお世話をしていた方々がここには眠っています。私は寿命が無く、当時もお世話をしてましたのでよく知っています。彼らは末裔の思念を呼び寄せるためにここで儀式を行ったのです」
遥か昔に世話をしていたのは挿し木の一族というのが墓を調べるとわかる
その辺について詳しくはこちらで語っている。



召使は続けて一方的に追跡者に伝える。
巫女様=レディは円卓という檻に囚われていると…
召使さんは追跡者に判断を丸投げした。
巫女をサポートするのが自分の役目であり、それらに背くような行為は本意ではないが…二人の境遇に同情してしまいこのようなことをしたと思われる。
当然、追跡者は妹が気になるので確認に向かう。




やっぱり真実だった。
そして「事を成せば、お別れね」という言葉の使い方的に妹であるということも更に確信へ向かってしまう。
追跡者は表には出さないが考えを巡らせつつも、また戦いへ…
CP6

「事を成せば、お別れね」
このフレーズがかなり頭に残っているのがCP6の文章でわかる。
復讐を果たすという強い想いだけで生きてきたが、妹への想いに対しても向き合わざるを得ない状況…
戦いが終わった後、自分が生きているかどうかわからないし、妹は円卓の役目と共に消えてしまう。
CP5の文章ではまずは戦いを終わらせよう。と考えていたが、今となっては無事に戦いが終わっても少なくとも妹は確実にいなくなってしまうと妹のことをかなり気に掛けるようになる。
少しだけ戦いに集中できていないのがイメージできる。
CP7:会話パート

追跡者はウトウトしていた。
そんな中、隠者から突然メモが届く

手紙の近くに宝箱の鍵が一緒におかれていた。

鍵を使って地下廊の装飾が沢山ある箱を開けると古いメモが出てきた。

古い民の手記なので恐らく「挿し木の一族」の物と思われる。
恐らくレディが円卓のメンバーがこの情報を見てしまい気遣いさせてしまったり、戦いに対する集中を邪魔してしまうと考えたので隠したのかな?
(書室にも機密情報があったと思うが…)
そして追跡者は隠者に「夜の王の力を奪う手段について」知見を伺う。





そして隠者曰く銀の雫という物を見つけてくれば、夜の王の力を奪うことができるらしいということがわかる。
詳しい場所を召使に聞いて追跡者はノクラテオに出発した。
隠者の行動の理由はただの情なのだろうか…?
隠者自身の追憶では、自分の子供にあたる魔法生物を探しに危険なリムベルドへやってきており、共に夜の王を倒そうという建前は見せつつも、自分の利益のために戦っているためそれなりに感情優位で生きてる可能性は高そうです。
CP8

銀の雫を手に入れた後の円卓にて
追跡者は見覚えのあるブローチを見つける。
「離れていても共に戦えるよう、縁となるものを戦士に託す風習」を追跡者は覚えており、レディもそれを覚えていた。見覚えのあるブローチはレディの首元についてたものと思われる。


復讐を願って戦ってきたが、妹から想いを受け取った追跡者は「妹を救う」決意をした。
ちなみにレディの衣装:追憶でもブローチは付いている。
こちらのレディが軸になってるストーリーラインでは追跡者を戦いから遠ざけようとしているため、ブローチは渡さなかったっぽい。
CP9


ついに最強の夜の王であるナメレスを倒す。
そこで追跡者は銀の雫の性質を使って「生まれ変わり」を行い、自らが夜の王となってしまう。
夜を終わらせることで円卓の役目は果たされ消滅してしまう。そして巫女も円卓と共にあるため消えてしまう。
だから夜は終わらせない、そうすれば円卓は維持される。そして夜の力が弱くなれば妹はもしかしたら円卓から解放されるかもしれないということに追跡者は掛けた。
夜の王を引き継いだ兄は恐らく夜の影響を最小限にするためにどこか遠くへ向かう。
意識があるのかわからないが….トボトボと歩いていった。それが最後のシーン

終わりに

悲しくも美しいような…悲しい話
なんだこの何とも言えない終わりは…実にフロムらしい。
追跡者はあまりにも健気なので見ているこっちはいろいろとダメージを受ける
DLCでは、新たな王となった彼を救う話が出てきたりするんだろうか…。
隠者と召使はある種仕向けたようなところもあるので責任取って何とかしてください☹
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