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ナイトクラブに辿り着く
このシーンでは一言もお互いに喋らない
ジェイムスは警戒してる印象があり、マリアは誘導してる感じがする。
また、最後にドアに手をスーッと撫でるところが妖艶な感じがしていてやっぱそういうキャラなんだなーというのを印象付ける。
マリアが誘惑してくる



このシーンを要約すると
マリア(嘘)に誘惑され、ジェイムスは揺れ動くが自分のすべきことを優先し自制したという感じ。
ここが物語のターニングポイントになったと言っても過言では無いかもしれない。
ちょっとぐらいいいか…となっていたら一気に真実から遠ざかってしまい、二度と町から出れなかったかも。

ここでマリアに自分は変だろうか?と相談をする。少しだけ心を許したが…



左手の動きを見るとお酒に手を出しそうになっているようにみえる
マリアの誘いを断るのが失礼すぎるかなと思っているところもあるかもしれないが
何か「これはやってはいけない気がする」という思いがあったのかもしれない。
庭園に辿り着く



↑の内容はサイレントヒル資料館にあった内容でマリアの話す内容はコレを指している
庭園に訪れた二人。
ジェイムスは“ここに来たことは無い”とはっきり伝えるが
マリアが現地に伝わる伝承の1つ「光の淑女」について突然説明しはじめる。

庭園のシーンの会話
- ジェイムス「ここにはいない」
- マリア「えっ?」
- ここで1番大きいため息をつくジェイムス
- ジェイムス「妻はいない!」
- ジェイムス「なんでここなんだ。私は全然覚えていない」
- 更にため息
- ジェイムス「無駄足だ」
- マリアがジェイムスに近づき背中に手を置く。
- 更にため息
- マリア「ねえ」
- マリア「大丈夫、他にも場所はあるし今から…」
- ピャーッ!(ローラの叫び声)
- ジェイムス「行こう」
- ここでマリアの顔つきがかなり変わる
①~③ここにはいない
見ているプレイヤーからしたら当然ジェイムスは怒るだろうと見えるが、マリアの反応が奇妙…
「えっ」と言っているが、マリアには確信めいた自信があったんだろうか?
明確に否定されたため今までにないぐらい驚いた素の反応がこの「えっ」である
ジェイムスの願いから生まれた彼女はどういう内面になっているのかマリアを軸に話を展開しないとわかってこない。DLCが待たれる…
④無駄足だ
見てるプレイヤーからするとマリア謝った方が良くない?と思う
間髪入れずに近寄ってきて「大丈夫、他にも場所はあるし今から…」などと言う
マリア自身は人間ではないと言ってもいい存在だと思うので
ジェイムスを誘導したい、誘いたい、誘わないといけないという意思がサイレントヒルの力によってシステム的な命令のように刻まれてしまっているんだろうか
しかし⑤で流れがかわる

⑤ローラの叫び声
ジェイムスの肩にあったマリアの手が、立ち上がる時にだらーっと流れ落ちている。
しかもその後キョトンとした顔でしばらく止まっている…ちょっと不気味
ジェイムス「行こう」と言った時に我に返ったかのような反応で動き出す。

マリアは病院の裏世界で「守らなきゃいけない気がする」と言っている。マリアにとってローラはどうしてもほっとけない存在に感じるらしい。
メアリーとローラはかなり親しかったので、その影響が反映されているからだと思われる。
ここでしばらく、ジェイムスだけで行動することになる
このシーンではマリアが「気を付けてね」と自然と見送っている。
直前のローラの叫び声で内面が変化したのか
ジェイムスに対する執着がちょっと収まった感じがしたのですが、気のせいだろうか。
エディーと再会
ここのエディーはなんか全体的にボーっとしている。
上の空で真っすぐ前を見ている
食欲が戻ったところを見ると、落ち着きを取り戻したと思うが普段からこんな感じなのだろうか…
エディー視点では何か映画が上映されてるのかも?
最後にジェイムスは「君は?」とエディーに一緒に来ないかと誘いをかけるが
前回エディーのアパートとの会話で、エディーからジェイムスに一緒にいかないか?と誘ったのだがジェイムスが断ったので「今度はついてこいって?」と一方的なジェイムスを批判するようなニュアンスで答えた。
二人の会話
- ジェイムス「まだ町からでてないんだな」
- エディー「うん ああ まだちょっといいかな」
- ジェイムス「そう 食欲は戻ったんだな」
- エディー手をふきふき
- ジェイムス「1人なのか?」
- 物音が聞こえる
- エディー「えっと…」
- エディー「違う」
- 物音が聞こえる
- ジェイムス「なんだ」
- エディー「たぶんローラがふざけてるんだろう」
- ジェイムス「あの子?」
- ジェイムス「ローラっていうのか?」
- エディー「そうきいたけど」
これらのセリフから遠回しにほっといてくれ、声をかけるなという印象を受けた。
ゲームを遊んでいる人に声をかけて、上の空の返事を繰り返ししばらくしたら「今話しかけないで!」となっているような…そういったシチュエーションのように見えた。
アイスが溶けているので前述した“氷の世界”には、いない状況なのだろうか?
そうすると落ち着いている(安全なので)というのも納得できる
ローラに逃げられる
マリアはジェイムスとしばらくはぐれたのに、ローラのことしか気にかけていない。
今までとは違って、ちょっと普通の人になった感じがするマリア
ローラが病院へ入っていく

まさに入口という感じを強調しているレイアウト
ローラがここに入っていった目的があったのかは不明で、あちこち壁にラクガキをしつつジェイムスに見つかり次第逃げ回る。ボス戦の前では熊の人形と遊んでいるところが見られる。
ジェイムス、ローラ、メアリーの3人にとって病院に関する記憶は強く印象に残っているためここに来たのは必然だったのかもしれない。
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